結露と寒さ・光熱費負担の悩みを解決。デザインのこだわりにも満足/幕別町・T邸

インダストリアルプランニングモダン幕別町

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2017年末に完成した幕別町札内のT邸をご紹介させていただきます

借家も実家も寒い生活・・・

「この家に引っ越す前は借家住まいでした。結露とりが毎日の日課というほど結露がすごく、結露が凍ったり、カビが発生するので大変でした。寝室も寒くて、寒さで目が覚めたこともあるほどです。冬場の光熱費も大変でした。実家も寒かったので、私たちが建てる新居は暖かくて、省エネの家にしたいというのが願いでした」と奥様。

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そこでT邸は、外壁は高性能グラスウール140ミリに加え、押出発泡ポリスチレン35ミリの付加断熱を採用しました。小屋裏には500ミリのブローイングウールを施工。サッシも断熱性能を高めるためトリプルガラス(南面は日射取得を優先してペアガラス)にしました。その結果UA値(外皮平均熱貫流率)で0.3W/m2Kと高気密高断熱仕様になりました。カントリーヴィレッジは十勝2×4協会の会員。大工の施工力をフレーミング検定で技術員からチェックされるほか、定期的な気密測定も義務づけられています。断熱仕様の高さだけでなく、施工精度の高さが住宅性能の裏付けになっています。

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この日も外は厳しい寒さでしたが、リビングにこんなに大きな窓と吹き抜け空間を設けても、全く寒さを感じません。むしろ、姉弟で仲良く遊んでいると、真冬ですが汗をかくほどです。

「冬なのに、暖房なしで日中リビングに居ても全く寒くないですね。外もよく見えるので開放感も十分です」とご主人。

奥様は「家を建てた方の話を伺うと、新居でも思った以上に寒くて光熱費がかかるという話も聞きますが、この家は本当に暖かくてキッチンもお風呂も、家全体がどこも暖かくて驚いています。寒さや結露の悩みが解消して、暖房の設定温度を下げても大丈夫。良かった・・・ほんとうに良かった。カントリーヴィレッジさんのお陰です」と話してくれました。

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奥様は家の断熱性能の他に、キッチンに食洗機、2階にもトイレ設置なども要望し実現しました。

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ダイニングテーブルとキッチンは一体化させました。一直線ではなく若干角度を付けてデザインしました。お料理をしながら、リビングにいる家族の様子が見られる配置ですが、食事中に来客があったときなどに、リビングからはキッチン・ダイニングの様子がさりげなく隠れるという配慮もされています。

では、ご夫婦に家づくりの経緯から伺います。

―家を建てるきっかけは何ですか?

T様 元々、住宅は建てたいと思っていました。上の子が小学校にあがるタイミングで、子育て環境も踏まえ、家を建てることを決意しました。通っている学校の校区内という条件で土地探しから始めました。

―住宅会社選びは何から?

T様 多くの住宅会社を検討しました。ハウスメーカーのモデルハウスも見て回り、家を建てた知人などに、建てたハウスメーカーや工務店の評判も聞きました。でも結局、特段いいなと思う会社は見当たりませんでした。

デザインはモダン系、自分で1から決められる注文住宅にするつもりでした。そうなると帯広・十勝で、選択肢は実はそれほど多くありませんでした。

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住宅会社探しをしている時に、妻の高校時代の同級生だった株式会社カントリーヴィレッジの朝日良昌社長に、家づくりの動機や要望、土地さがしなどを相談したんです。朝日さんにアドバイスをしていただく中で「この人は家づくりの考えや経験が深い人だ」と感じました。他の住宅会社では、朝日さんと一緒に作る家よりも、深い納得は得られない気がしたんです。

また、私と職場が同じ人が、朝日さんが前に勤めていた住宅会社で家を建てていて、その家もとても良いなと思いました。それもカントリーヴィレッジを選んだ理由のひとつです。

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―土地探しは?

T様 土地探しは、住宅会社や不動産会社、知人などからも情報を得て、4カ所ほど具体的に検討しました。でも、この校区内は人気のエリアで、検討しているうちに売れてしまったり、建物の形状やサイズに合わない土地だったりして土地探しに結局2年ほどかかりました。

インターネットでも土地探しをしましたが、ネットに掲載されている土地には売れ残りも多く、魅力的な物件には出会えませんでした。結局は土地もカントリーヴィレッジさんに探していただきました。

―T邸は同社の第一号の施工実例。不安は?

T様 朝日社長は前の会社でも家づくりの十分な実績があり、また評判も聞いていましたので、心配はありませんでした。

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また、カントリーヴィレッジさんはカントリー系のデザインを志向され、私はモダン系の家を望んでいたので、そういう面で違いはありましたが、朝日社長はモダン系の住宅の設計施工実績も豊富なので、私の好みも踏まえた提案もいただいて、良い家ができるという感触は十分ありました。

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住宅雑誌などから画像を探して、好みのデザインなどを朝日社長に伝えたり、リビングの吹き抜けや大きな窓も要望しました。朝日社長も水回りや玄関などの家相も考えて提案してくれました。間取りだけでも10回くらい図面を書いていただいたかもしれません。

打合せはどのように?

T様 打ち合わせは、私の要望を伝え、朝日さんから後日提案をいただいて、決めて、また別の要望を伝えてまた提案をいただいて、というパターン。多い月では、3回くらい打ち合わせをしました。

一生に一度のマイホーム建設だと思うのでこだわらせていただきました。全体のデザインコンセプトが明確だったので、仕上げ材のセレクトなども、コンセプトに沿ってスムーズにできました

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洗面スペースは、家族が3人並んで歯を磨けるほどの広さを確保。風呂やキッチンなど住設機器類は、朝日社長と家族でメーカーショールームを訪れ、好きなものを選びました。

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