デザイン

Country, Industrial Design

写真:北海道の風景

北海道の景色に似合う
外観デザイン

私たちが住む北海道は、春は畑や水田で一斉に緑が芽吹き、秋が近づくとジャガイモの可愛い花や黄金色の稲穂が、冬には一面の銀世界が見渡す限り広がります。私たちは、季節が巡る度に美しい田園風景に出会っています。たとえ市街地に暮らしていても、少し車を走らせるだけで、そんな美しい景色にすぐ出会えます。

実は私たちが暮らす家も、その美しい景色の一部です。例えば、塗り壁や木材など自然素材を上手に使い、均整のとれたデザインの美しい住まいは、私たちの故郷を美しくします。自分たちが我が家を見て幸せを感じるだけでなく、子どもや地域の人たちも、このまちで暮らし続けたいと思う...そんな力を持っています。

私が設計施工し、2009年に建てた我が家は、カントリースタイルのデザインで、三角屋根、塗り壁、木製ドア、自然な形状に組み合わせた床タイルなど、できるだけナチュラルで、年数を経るとむしろ風合いが増してくる。そんな家を目指してデザインしました。

写真:朝日 良昌邸(夜)

代表・朝日の自邸

私がこれまでに設計・施工を担当した住宅も、お客様と外観デザインを話し合い、それぞれに地域の景色に似合う、美しいデザインを求めてきました。

画像:住宅スケッチ

住宅イメージスケッチ

土地や周辺の景観はもちろん、屋根の形や窓の配置、色のバランス、家の大きさや間取りなども踏まえ、デザイン性、住宅性能、ご予算など、お施主様とじっくり検討を重ね、外観のデザインを決定しています。

アンティークなこだわりも

ナチュラルな家がお好きな方に好評なのが、カントリー、あるいはアンティークなテイストの家づくりです。

写真:クローゼット

例えばこの収納棚の色ムラは、塗装の工夫で、木の色味をさりげなく見せることで自然な風合いを生み出しています。

写真:タイル

このタイルも長年使い込まれたような雰囲気に見えませんか?

写真:食器棚をリユースした窓

古い食器棚の扉をリユースして、新築なのに味わいのある雰囲気を生み出せます。

写真:ダイニング

ダイニングの上にある梁は、古民家の母屋で使われていた古材を活用。50年以上前の大工さんが釿(ちょうな)や斧で加工した跡、そして長年住宅の煙やススによる黒ずみなどが生み出した自然な風合いを活かしています。

写真:キッチンの引き出し

9年経って棚の角が丸く、塗装も剥がれて...ではありません。新築時に、あえて削るなどの加工をすることで、使い込んだ雰囲気が生まれます。

インダストリアル系も魅力的

カントリー系、ナチュラル系の優しい雰囲気、風合いの豊かさも大変魅力的ですが、最近特に人気なのがインダストリアル系のデザインです。古材を使ったり、ダメージ加工などをする点はカントリー系とも共通する部分がありますが、より男前といいますか、工場や倉庫などのイメージ=いわゆる「工業系デザイン」を取り入れる手法です。水道管や鉄製で黒光りするシャッターや把手、無機質なコンクリート、業務用のキッチンや照明など、いろいろな工夫で無骨な印象を作っていきます。

写真:キッチンとダイニング

例えばカントリーなテイストにインダストリアルな強さを少し加える、一部の部屋にシンプルモダンや和の雰囲気を持たせるなど、当社にはさまざまな経験に基づく引き出しがあります。

家のデザインを思い通りに、暮らしているうちにますます自分の家が好きになってしまう、
そんな注文住宅を一緒に実現したいと思っています。