ここ十勝では木造住宅の6割以上が枠組壁工法
ツーバイフォー工法で建築されています。
それはなぜか・・・?
もちろん建てていただくお客様が選択している事では
ありますが、我々のような住宅会社が多くその工法を
選択している事でもあります。
では、なぜ我々のような住宅会社が選択しているのか?
地震に強く、火に強いから?気密性もいいし省エネ
だから?それは、もちろんですが・・・。
当社が所属している「十勝ツーバイフォー協会」が
歩んできた歴史にどうやら絡んできてそうです。
若干、紹介させて下さい。
「十勝ツーバイフォー協会」では今年40年を迎え
先日、10月(トカチ)24日(ツーバーフォー)に
記念講演及び式典・祝賀会が行われました。
記念講演風景
式典感謝状授与式の風景
なんと言っても40年の歴史・・・すごい!の一言
十勝の工務店(ライバル企業)が集まった会での歴史
今では22社の会員と21社の賛助会員、2社の協力
会員とで成り立っています。
(同業でここまで歴史ある会ありませんよー?)
枠組壁工法が当初建設省により認定してもらい
オープン化されたのが1974年。
十勝でツーバイフォー工法で最初の完成住宅は
1973年。その当初から試行錯誤して来た先輩が
この協会にはおります。
もちろん私はオープン化された1974年生まれなので
その場には居りません。
さまざまな失敗や研究、そして開発や挑戦の連続で
現在に至っているのは言うまでもありませんし
ツーバイフォー工法を確立してきた方々がこの協会
に居るという事は誇りでもあり、プレッシャーにも
まります(言い過ぎじゃありませんよ!)
ツーバイフォー工法には一定のルールがあり、施工も
あるので極端に言えばルールを厳守すれば品質が安定
します。この品質の安定・・・今までは難しかったんです
ここ十勝は寒冷地なので室内外の温度差はご存知の通り
驚くほどの差があります。20~50℃くらいの差は
出て来ます。なので「結露」との戦いがそこにあり
その問題に挑み、解決してきたメンバーが会員にいる。
挫折せず、挑み続け現在安定して供給出来る事は
当たり前ではなくまぎれもなく先人や先輩方のおかげ。
もちろん、これからは私たちが更なる安定を目指し
挑み続けなければならないと考えさせられる今回の
記念事業でありました。
すみません・・・。若干の紹介ではありませんでしたね。
本当はまだまだありますが、長文になりますので
また次の機会にご紹介しますし、私も先輩方に
劣らぬようチャレンジしていきますよー!
と、いう事で「十勝ツーバイフォー協会」のHPを見て
くださいねー。