
カントリーヴィレッジは、住宅の外観を大切にしています。土地や周辺の景観はもちろん、家の大きさや間取りなども踏まえつつ、デザイン性、住宅性能、ご予算など、お施主様とじっくり検討を重ね、外観、特に屋根の形や窓の配置、色のバランス、デザインを1棟1棟丁寧に考えています。
屋根のデザインは、
- 切妻屋根 屋根の頂上から左右に傾斜する屋根
- 寄棟屋根 屋根の頂上から四方に傾斜する屋根
- 片流れ屋根 一つの方向に流れる屋根
- 陸屋根 (無落雪屋根)勾配がわずかな屋根
- 複合屋根 寄棟屋根と切妻屋根を組み合わせた入母屋屋根など
などさまざまな形状があります。ドーマー、煙突などを組み合わせたり、屋根材の種類も多彩な選択肢があります。今回は当社設計施工の事例をいくつか紹介しながら三角屋根の魅力を探っていきたいと思います。
美しい外観デザイン

Оさま邸は、南東の角地で、平屋、リビングを明るく広い空間に、そしてガレージ付きの家、三角屋根を要望されました。
右側にビルトインガレージ、左側に子ども部屋、リビングがあって、中央の塔のような寄棟屋根部分が玄関です。角地で向かいは公園などがあって家が建たない見込みなので、そこから見た家の姿が美しくなるようにデザインしました。一度目のお客様へのご提案で、外観と間取りは好評いただいて、大幅な変更なしに基本設計が決まりました。

2025年5月完成、W様邸です。1階には玄関やLDK、お風呂があり、農家住宅なので勝手口もあり、お客様が多く訪れるので広めの和室(客間)も欲しいということで、1階の面積が2階の面積より大きくなりました。
広い1階に狭い2階が部分的に乗るようなデザインになりがちですが、そうなると美しい外観になりにくい。そこでこのように寄棟を立体的に組み合わせ、屋根の存在感が大きく、堂々とした外観、十勝の農村景観によく似合う住まいが実現しました。

こちらは農家住宅、Iさま邸です。
Iさま邸は、屋根の形状や高さ、窓の配置、2階部分の高さなど美観の観点からデザインし、そのうえで間取りを検討し、このようにシルエットが美しい外観になりました。
このように、カントリーヴィレッジでは、住まいの外観、特に道路側からの正面は、人の顔のように輪郭、窓や玄関の位置、バランスなどを整えて、美しい外観にしたいと思っています。
このような外観デザインを考え、お客様の要望とも組み合わせプランを考え、一度めのお客様へのご提案に行くときが私の勝負どころだと思っています。
美しいデザインが「すっと降りてくる」ことは滅多になく、外観と間取りの両面で数日かけて何度も検討します。これまでに多数見て歩いた神社仏閣や洋館などがヒントになることもあります。ご夫婦それぞれの好みが違う場合などはタイプの違う本気の複数案を用意することもあります。
三角屋根の憧れを実現 Kさま

ご主人は、アニメ「魔女の宅急便」に出てくる三角屋根の家に憧れていました。そこで当初は大手ハウスメーカーS社を検討しましたが、テンプレートの間取りが前提になっていて、好きな間取りや仕様を取り入れるとどんどん割高になってしまいました。
奥さま「住宅性能が特徴のI社に興味がありましたが、予算をだいぶオーバーしていたので」
そこで当社にご相談いただきました。
ご主人「朝日社長は10寸勾配(45度)の三角屋根に薪ストーブの煙突やドーマ―(屋根窓)、外壁の色合いなども含めて洋風の外観になるように提案してくれました」
ご主人 朝日社長から最初に図面を元にプラン提案してもらった際には、私と、妻と、それぞれの要望をもとに2案出してくれました。その日の打合せの帰りには、妻が「カントリーヴィレッジで決まりじゃない?」と言っていたと思います。
奥さま 三角屋根や薪ストーブという夫の要望と、間取りや内装など私の要望を叶えてくれて、ユーティリティーと主寝室を、ウォークインクローゼットでつなぐ動線は、大手ハウスメーカーでは無理だったと思います。
ソーラーパネル設置に備えた切妻屋根 Kさま

外壁は黒のガルバリウムのモダンでシャープなイメージとエントランス部分にはナチュラルなイメージの木材を組み合わせることで洗練したイメージを実現したK邸。
屋根の頂部「棟」から左右に斜面となっている山形の屋根=切妻屋根は構造がシンプルでさまざまなデザインに調和し、建設費・メンテナンス費用も抑えられます。またK邸では屋根の南側はソーラーパネルを設置できるように長めに設計しています。
打合せの中で「見ごたえのある三角屋根の家」のイメージが完成 Yさま

家づくりを検討し始めた当初は、好みの家のイメージは固まっていなかったYさま。
「カントリーヴィレッジの完成見学会に行くとどの家も同じではなくオンリーワンの家づくりをしていてどれもおしゃれ。そこが決め手でした」(奥さま)
朝日社長との打合せで、「屋根は三角屋根がいい?平らがいい?」といったやりとりをしているなかで好みのイメージが固まり、見ごたえのある三角屋根の家が実現しました。
落ち着きのある寄棟(よせむね)屋根 Оさま

Оさまは、「余計なものをそぎ落としたシンプルな家」、住宅地になじむ「焼杉を使った三角屋根の家」というご要望をいただきました。
外壁は焼杉、漆喰を使い和の趣を持たせました。屋根は寄棟(よせむね)で軒先(破風)を薄くして、和テイストを主張しすぎないデザインにしました。
Оさまは「ネットで探してもいいなと思う家は都会の建築事務所の設計が多く費用面で心配でした」と振り返ります。
Оさま「カントリーヴィレッジのサイトに、カントリーの家に日本のサッシは合わない、という表現があるのですが、私も周りの風景やインテリアと合う・合わないという感覚を大切にしたかった。家づくりの細かな部分までイメージに沿ったものを提案してくれました。
デザインも動線も丁寧な打合せで愛着いっぱいに Sさま

間口が広く外観の美しさが印象的なSさま邸。屋根は、建築業を営む奥さまのお父さんとお兄さんが担当。
奥さま カントリーヴィレッジの家はデザインが自分達の感性にぴったりだったことに加え、間取りやインテリアの自由度の高さに惹かれました。見学会でインテリアコーディネーターの八木さんが嬉しそうに家を紹介しているのを見て「この会社ならきっと楽しく家づくりできる」と確信したのも決め手のひとつです。
我が家にはもう大満足。家のあちこちを見るたびに「可愛いなあ」「好きだなあ」と楽しんでいますね。
耐久性に優れるアスファルトシングル、三角屋根の平屋住宅

Мさまは、南面に開けた角地で、ゆとりをもって平屋の家が建てられる土地を選定。当社も立ち合いや価格交渉を行って取得しました。
屋根には耐久性、意匠性に優れるアスファルトシングル、外壁には汚れの目立たないイエローベージュの塗り壁を選びました。
個性的デザインの三角屋根 Мさま邸

Мさまは、朝日社長の提案した初期デザイン案を評価いただき、家づくりがスタートしました。
「三角屋根の家らしいスタイルがいいと思っていたけど、軒がほとんど出ていないので、雪がストンと落ちてくるんじゃないかと心配でした。でも、雪止め金物で対策もされていると説明を受け、個性的なデザインがいいなと思って」とMさん。
最後に
カントリーヴィレッジは、住宅性能や生活動線、住み心地、ご予算はもちろんですが、均整のとれた美しい外観デザインの家づくりを心かけています。ぜひ以下の頁も参照お願いします。